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30年程前に購入した Victor A-X5D
ずっと使わずにいたら Rch の音が極端に小さくなった。
最近修理をしようとして電源を入れたら 保護回路 が働いて リレー が ON しない。
いろいろ調べてみたが原因が分からない。
どうやら PREアンプ がおかしい様だ。
測定器は テスター しかないから トランジスタ も導通しか調べられない。
ネットでよく見かける トランジスタ、コンデンサ の片っ端から交換 修理 でもしないとだめなのかもしれない。
ダメ元で PREアンプ の再半田をしてみた。
といっても単に半田こてをあてなおしただけ。
そしたら見事に復活。
ただし、 Rch の音は小さい。
音が小さい原因を調べたら YAMAHA A-7 と同じで バランスのボリューム が壊れていた。
A-X5D は 2連回転式 で半分は抵抗がない。
こんなボリューム 地方に住む人には入手できない。
しかたがないので 普通のボリューム(Bカーブ 250KΩ)と 10KΩの抵抗 2本を使って代替回路に変更。
結果、見事に復活。
ついでに ランプ を 高輝度青色LED にすべて交換。
問題なのは IDLE電流。
サービスマニュアルがないのでどのくらいが良いのか分からない。
とりあえず YAMAHA A-7 と同じ 30mA に調整。
出力の DC電圧 も調整。
8時間程エージングしたが問題なし。
液もれした 大きなコンデンサ は一度外して 基板を掃除して そのまま再使用。
多少 容量 がぬけていても 電源 だから... 超大音量で聞くわけでもない... コンデンサ とても高いし...
修理完了。
でも置くところがない。
以前の場所には YAMAHA A-7 が置いてある。
押入れにしまった後に気がついたのだが、エミッタに接続している抵抗が0.22ΩだからIDLE電流は50mAかもしれない。 30mAでも音が悪くなったようには聞こえなかったので まっ良いでしょう。
後日50mAに調整することが分かったので 50mA(0.22Ω 11±2mV) に再調整した。